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１２巻あらすじ／ついに火黒と対峙した良守。徐々にパワーが増す火黒に対し、良守は通常とは異なる結界を発動して応戦する。だが、刀をへし折られても火黒の余裕の態度は変わらず、「その術は完成の域に達していない」と言い放つ。そして昔、もっと完成された技を見たことがあるとも…。それは、領域に踏みこんだ者を跡形なく消し去ってしまう“絶界”と呼ばれる術らしく…（第116話）。


本巻の特徴／圧倒的な戦闘能力を誇る火黒！　そして目覚め始めた良守の新たなる力・絶界！　果たして死闘の結末は…？　黒芒楼編、ここに完結!!


あらすじ/
主人公は、400年続く結界師一族の墨村家に正統継承者として生まれた少年・良守。まっすぐな性格であれど結界師としての腕はまだまだ修行の身。
同じく結界師の一族、雪村家に生まれた時音。繊細で周りを思う心を持つ少女。舞台となる烏森の地を治めし烏森家は滅んだけれど、この地に眠る烏森家の塚のため妖怪を呼びよせる力がこの土地に残ってしまった・・・。妖怪巣食う不思議なこの地で人々を
危険から守るため、そして己が強くなるために今宵も良守は妖怪たちと戦う!!


結界師とは!?/
むかしむかしのそのむかし、霊的な御力を持った烏森家の殿様がその御力ゆえ妖しげなものどもを呼びよせてしまった。
その妖しげなものたちを滅するために生まれたものたちが結界師である。


キャラクター紹介/
墨村良守(すみむら よしもり)声:吉野裕行14歳。物語の主人公。烏森中学に通う2年生。代々結界師の血を引く墨村家の22代後継者。
瞬発力とパワーに長けており高い潜在能力を持っているが、まだまだ技がそれに伴っていない修行中の身である。幼き時の事件をきっかけに時音を守るために強くなろうと決意する。


斑尾(まだらお) 声:大西健晴約500歳。開祖以来の墨村家付きの妖犬。その嗅覚で妖の位置を探る。現在は良守に仕えている。気分屋。


雪村時音(ゆきむら ときね) 声:斉藤梨絵16歳。烏森高校1年。仕事に使命感と誇りを持つ雪村家の跡とり。産まれながら継承者の証である正方形の方印を左胸に持つ。雪村家は力の墨村家と対照的に技に長けた結界の一族である。


白尾(はくび) 声:石井正則(アリtoキリギリス)約400歳。開祖以来の雪村家付きの妖犬。現在は時音に仕える。斑尾と仲が悪く、出来の悪い良守をバカにする節が見え隠れする。