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「ガサラキ」 OP/ED |
ストーリー |
『能』を舞うことでガサラキと呼ばれる存在を呼び寄せる力を持つ、豪和家の4男”豪和ユウシロウ”。 日本の実権を裏(経済)で操る豪和家は、代々伝わる骨嵬(くがい)の組成を研究応用し特務自衛隊と共に 「タクティカルアーマー(TA)」と言う二足歩行型兵器を開発した。 ある時、特務自衛隊の一員として中央アジアの小国ベギルスタンに派遣された”ユウシロウ”は、 自分と同じ力を持つ”ミハル”と運命的に出会う。 一方、豪和家長男である”豪和一清”は、国学者西田啓と特務自衛隊の広川参謀と共謀し クーデターに拠って日本の権力を手に入れようとする。 ”ユウシロウ”と”ミハル”の時代を超えた戦いが、今正に始まろうとしていた…。 |
管理者コメント |
能とロボットを独特の世界観で表現しているのが、この「ガサラキ」です。 この作品でのロボット(以下、TA:タクティカルアーマー)を操縦するのには、それなりの訓練と 体力が必要になります。 そのせいか、OPやアニメ冒頭でもTAを操縦する特殊隊員が「ハァ、ハァ」言っています。 (決して変質者ではありません。笑) また、この作品の主人公”豪和ユウシロウ”は日本で屈指の資産家の4男。 大企業から果てはケンタッキーやコンビニまで、手広く日本を手中に収める、視聴者にとってみれば 羨ましい限りとしかいい様がないくらいのお金持ちです。(何だか”ゴーショーグン”を匂わせる設定です…。) そしてこの作品の見所であるのはやはり、大人の世界観でしか味わい、理解し得ない”政治”です。 放送当初、私は小学生だったのでこの作品の独創感しか味わえませんでしたが、 今なら”独創感+政治の世界観”が楽しめるのではないかと思います。 しかし、この作品の最後に”あの人”が”あんなこと”になるなんて、子供ながらに衝撃を受けたものです…。 今ならその意味が痛いほど理解できますが、現代の”政治家(または政治屋)”に爪の垢(あか)でも 飲んで貰いたいところです。 ”能”と”ミリタリー”、”政治(革命)”がお好きな方は、是非見て欲しい作品です。 |