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「精霊の守り人」 PV |
作品詳細 制作会社:Production I.G 監督:神山健治 公式サイト |
ストーリー |
この世と平行して存在する目に見えない世界<ナユグ>の「水の精霊」の卵を産みつけられてしまったため、 父帝から命をねらわれることになった新ヨゴ皇国第二皇子チャグム。 彼は刺客の罠にかかったところをバルサという短槍使いの用心棒の女性に救われる。 養父の罪をあがなうため人助けの旅を続けていたバルサは、チャグムの護衛を引き受ける。 バルサの仲間たちとの交流の中で、皇子という生い立ちとは関係なく 一人の少年としてたくましく成長していくチャグム。 バルサは刺客を防ぎながら、「水の精霊」の卵を孵しチャグムの身を守りきれるのか…。 |
管理者コメント |
2008年、様々なアニメが放映されてきましたが、私はこの作品を”一押”しします。 「精霊の守り人」を始めとした”守り人シリーズ”は、作者”上橋菜穂子”による異世界ファンタジー小説の シリーズ作品です。全10巻。 また、漫画版ドラゴンクエスト作者で有名な”藤原カムイ”が、月刊コミックガンガンで連載をしていました。 この作品は、ストーリーとなる土台がしっかり出来ており、 ”いきなり空からロボットが降ってきて、敵を倒すためにそのロボットに乗って戦う”何ていう 突発的なストーリーではないので、腰をじっくり落として見られる作品です。 また、その国々の生活や環境などの設定や、今まで当然の様にあった物事や事柄には、 ”全て何らかの意味があった”ことを改めて考えさせられます。 そのことから、”アイヌ文明”を思わせる作品でもあります。 (ちなみに藤原カムイ氏は”アイヌ文明が非常に好きらしいです”) アニメの見所として絶対に忘れてはいけないのが”戦闘シーン”です。 その武人達の闘いの目にも留まらぬ速さ、見たことも無い戦術の展開戦は、何度も見たくなる映像となるでしょう! またヒロイン”バルサ”は100年に一度の逸材、伝説の短槍使い”ジグロ”からその短槍の手ほどきを受けており、 それなりの使い手が数人で現れたとしても、返り討ちにしてしまうぐらい強い武人です。 今思えば、”ドラゴンボールの孫悟空”の強さに匹敵するのではないかと思い出されます。 この作品で一番重要な人物と言えば、”チャグム”と言う少年ですが、様々な経験をして成長する姿が このアニメのもう一つの見所であると言えます。 ”ネタ性”や”ロボット”が出てくる作品を見るのもいいですが、この様に”人それぞれの行き方”を綴(つづ)っている” 作品も、たまにはいいのではないでしょうか? |